ふっと楽・欅と姿勢の関係
足の専門家の理学療法士さんに、開発のご協力をいただきました。
理学療法士・山口貴大さん
理学療法士として、整形外科やスポーツ分野を中心に13年の臨床経験を持つ。日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー。静岡県浜松市在住。
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「整形外科やスポーツ外来で数千人の患者さんの足を見てきましたが、足裏ほど全身に影響する器官もそうそうないのではと感じています。
重心の位置が数cm変わるだけで人の姿勢は大きく変わります。姿勢が変わると、歩き方や動作が変わり、不自然な動作は関節や筋肉に負担がかかってしまいます。
最近はリモートワークが増え、足を動かさずに生活している方が増えています。それによって重心の位置がずれ、姿勢の悪化や身体の痛みにつながる方が多いのです。」
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ふっと楽・欅を使った足踏み前後で、足圧データをとりました。
試験前は、左右の荷重のバランスが悪く、偏った姿勢になっていることがわかります。左側の土踏まずは外側も接地しておらず、本来の足のアーチよりも更に高くなり、骨格に負担がかかるハイアーチの可能性が示唆されます。足踏み後は、左右のバランスが改善し、姿勢の要となる母趾球にも荷重できています。土踏まず部分も外側は接地し、程よいアーチの状態に落ち着いたと言えます。
このように左右対称で重心が正しい位置にあると、姿勢も整いやすくなり、腰や膝への負担が軽減されます。
重心が後方にあり、つま先へはほとんど体重が乗っていません。足の指が地面に接地しない浮き指と呼ばれる状態になっており、扁平足の助長や姿勢の崩れが懸念されます。
足踏み後は、前方へ重心が移動し、つま先や足の指も接地するようになりました。
左右のバランスもよく、継続して足踏み等でアーチの崩れを予防していくことで、姿勢改善し、腰や膝など骨格への負担も減少すると思われます。
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ふっと楽・欅を毎日3分の習慣にすることで、美しい姿勢になるようにサポートできます。
きれいな半円が足のアーチ部分にフィットし、足踏みをすると、足の裏から体がほぐれていきます。